バイメタル式温度計は、その構造が簡単で、耐久性にすぐれ、示度が直読できるので非常に巾広く各方面に利用されています。その目的、用途に応じた種類を選定して下さい。 ボイラー、湯沸器、冷暖房空調、工業用プラント、冷蔵庫、乾燥機、農業用、食品管理、温度制御、船用エンジン、等 原理と構造 バイメタルとは膨張係数の異なる2種類の金属を一体に接合して板又は条に圧延したものである。 図(1)は最初の状態で、バイメタルの周囲温度が上昇しますと高膨張側の金属が膨張し、長さが延びますが、低膨張側はほとんど膨張しないので図(2)の状態に上方にそりかえります。温度が元に戻れば、バイメタルの変化は再び元に戻ります。 実際にはこの原理を応用して、図(3)のように「つる巻き状」にしたものを使用します。 |
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図(3)つる巻状 |
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測定温度範囲と1目盛の値℃ |
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感温部の径(d) 長さ(L)mm |
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